山形旅行

「英単語の語源図鑑」著者の清水建二です。今月の18日から二泊三日で東北の山形県に行って来ました。山形は初めての訪問になりますが、今回は娘が前々から行ってみたいと言っていた銀山温泉と上山温泉にそれぞれ一泊することになりました。東京駅から山形新幹線のつばさに揺られて約3時間後に銀山温泉の最寄り駅・大石田駅へ14時15分に到着。その後、旅館からの迎えの車で銀山温泉の旅館・藤屋まで約30分。ここの宿は平成18年に隈研吾氏によってリノベーションされたことで注目された旅館ですが、個人的にはあまり好きになれない造りでした。ちなみに、夕食時に宿の方から聞いた話によると、設計は全て隈研吾氏の弟子たちが行ったそうです。この宿には部屋風呂はなく、5つの自由に使いえる貸し切り風呂がありますが、どれも二人入るのがやっとという感じで、しかも泉質は単純塩化物泉とありましたが、温泉らしい感じが全くせず、ただの沸かし湯みたいな感じでした。宿に到着したのがチェックイン前の時間であったので、荷物を置いて近所を散策。


散策後、宿の近くのカフェ・クリエに。名物らしい焼きココアとプリン。

宿の料理は質素ながらもまあまあの味でした。

イワナ 部屋の隅にあるのはテレビ
鴨鍋
銀山温泉の景色は夜が一番

翌朝は10時がチェックアウト。最寄り駅までの送迎の車が10時30分。次の目的地は上山温泉駅ですが、山形名物・赤湯からみそラーメンを食べるために、新幹線に乗って「サクランボ東根」で途中下車し、タクシーで「龍上海」の東根店へ。12時ちょっと前の到着でしたが、すでに14~5名の列。しかし、思った以上に回転が速く、約10分後にはテーブルに。客は全員が地元客と思われました。からみそラーメンは880円。妻も娘も気に入ったようですが、味噌通の私にとっては今一パンチに欠けるものでした。そして、何よりビールが置いてなかったのがそれ以上に残念でした。昼食後はタクシーでサクランボ東根駅へ。新幹線の時間までしばらくあったので、駅の売店横にある食堂でさっき飲めなかった山形ビールを堪能。

上山温泉駅からはタクシーで2泊目の宿・名月荘へ向かうが、10分もしないうちに到着。タクシー代は旅館持ちでした。この宿は値段の割に立地条件・部屋の広さ・部屋の露天風呂・料理、どれをとってみてもお勧めの宿です。旅館内に酒蔵のような部屋があって、そこで自分の好きなお酒を選ぶことができます。

部屋についてしばらくすると虹が見えました。
雲の後ろには蔵王連峰
部屋の露天風呂
部屋の内風呂
アワビの刺身
蒸アワビと白魚

ちょうどこの日は私の64回目の誕生日であったので、事前にケーキを用意してもらったようです。

翌朝は11時にチェックアウトだったので、のんびり温泉に浸かりながら時間をつぶしてから、無料のタクシーで上山温泉駅へ。到着後タクシーを乗り換えて、食べログで評価の高いそばや・原口そばへ。大正時代からの老舗のようです。

昼食後は蕎麦や周辺の山の紅葉や干し柿や果樹園などを見ながらの散策。その後、タクシーで上山温泉駅に戻り、駅前の団子本舗で、名物ずんだ餅。さらに帰りの新幹線までに時間があったので、徒歩で上山城へ。市内が一望できる展望台まで460円。

上山城

帰りの新幹線・トンネルを抜けると、いきなり雪景色になっていました!あとでニュースを見たら山形県の初雪だったそうです。二泊三日の旅もあっという間に終了です。大宮駅下車での帰宅でしたが、大宮のエキュートには私の文庫本が6冊面陳列になっていました。

次回は来月、大分別府温泉の旅の予定です。