くらべて覚える英単語

「英単語の語源図鑑」著者の清水建二です。昨日は5月6日に発売になる「語源×図解 くらべて覚える英単語」(青春新書インテリジェンス)の販促会議に出席させていただきました。私自身として、今まで90冊を超える本を出版してきましたが初の新書ですが、版元さんの販促会議に出席させていただくのも初めてのことで色々勉強になることがたくさんありました。

とにかく、今回の私の本に対する青春出版社さんの思い入れや情熱を感じることを肌で感じることができた会議でした。そもそも、本のポップやパネルを作っていただくこと自体あまりないことですが、出版3週間前に作っていただけたことにはビックリしました。文庫本はこれまで10数冊出していますが、新書は初めてで、聞くところによると文庫と新書では読者層が異なるそうで、シミケンの新たな読者層を開拓できそうです。

販促会議には担当の編集の方の他、プロモーション部や営業部の方々が参加していただき、「チームシミケン」という雰囲気で、とても楽しくかつ有意義なものであったというのが正直な感想でした。今まで、本は、私と編集の方で作るものという印象が強かったのですが、今回の会議で、実に様々な方々が関わていることが実感できた貴重な体験となりました。

今回の「くらべて覚える英単語」の特長ですが、似ている英単語の中でも動詞のみに焦点を当てた点にあります。拙著の「くらべてわかる英単語」(大和文庫)は、発売以来まだ2万6千部しか売れていませんが、動詞+名詞+形容詞の3つの種類の単語を広く浅く扱っている点で異なります。なぜ今回は動詞に限定したかについて言えば、文を組み立てる際に動詞はなくてはならいないもので、3つの中では最も大切なものだからです。そういう意味で、今回の本は他に例を見ない新書または文庫本と言えると思います。

「くらべて覚える英単語」(青春出版社)の具体的な内容については、すでにアマゾンにアップされておりますので、そちらをご覧ください。現在、予約受付中です。

話は変わりますが、今日は青春出版社がある大江戸線・若松河田駅に行く途中、久しぶりに生まれ故郷の浅草に寄ってきました。生まれた家(おんぼろの借家)はすでになくなっていたのは当然ですが、50年前と変わっていない部分もあり、いつ訪れても童心に戻った感じで「懐かしい!」の一言でした。昔めったに入ることができなかった大衆食堂の「大釜」で昼食。注文のメニューは中ビンビール(500円)、名物・目玉焼きそば(600円)、稲荷寿司(110円)、アイスクリームの小豆のせ(300円)でした。確か、50年前は焼きそばが40円だったと思います。創業90年だそうで、50年前はもうすでに古い食堂というイメージでしたが、最近立て直したそうで、とても清潔な感じで感染対策もきちんとしていました。お土産に稲荷寿司2個(220円)で、合計1730円でした。また、近いうちに行きたいです。ごちそうさまでした!

300円

量がたっぷりの目玉焼きそば(600円)味は50年前と同じ!

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