日光 トンカツ浅井

「英単語の語源図鑑」著者の清水建二です。日光2日目は中禅寺湖から湯本温泉へ。10時半に荷物をホテルに預けたまま、ホテルすぐそばの船着き場から約50分遊覧船に揺られ中禅寺湖観光。その後、船着き場の真ん前にある、トンカツ浅井で昼食。精肉屋さんが直営する店ですが、以前から前を通るたびに行列を作っているのを見て気になっていました。


見る角度や方向によって姿を変える男体山

到着は11時30分ごろでしたが、すでに5人待ち。でも、いつもに比べたらラッキーだったかも。待つこと約25分。店内はカウンターのみの6席。運よく、2人同時に出てきたので夫婦そろって着席。まずはビールを注文。中瓶でナント500円という安さ!しかも、ウインナソーセージが2本もついてきた!このソーセージが非常に美味!ドイツ、ミュンヘンのソーセージに勝るとも劣らずという感じでした!

私が注文したのは店の一番人気といわれる「ソースカツドン(900円)」、妻の注文は「カツカレー(1100円)」。待つこと約10分、最初に出てきたのが「ソースカツドン」。なんという大きさ、ドンブリの上に大きなヒレカツが5つも乗っている。一番上に乗っていたカツをどかしても、ごはんが見えてこない。特製のソースの味もなんとも言えない味でした。これで900円は信じがたい料金。食べログで高評価なのも納得です。

次に出てきたのが妻が注文したカツカレー。これまた何とカレーの上に2枚のロースカツが乗っているではないか!まさに、アンビリーバブルな料理!結局、私はソースカツドンのヒレカツ5枚のうち3枚と、妻からもらったロースカツ3切れを食べ、あとは妻に。もうお腹が限界状態!次回来る時には、違うものチェレンジしたいと思います。ちなみに、この店で使用しているブタは日光豚(ヒミツ豚)ではなく、三元豚でした。

会計は2500円。3週間のイギリス旅行から帰国して約1か月近くが経ちますが、やっぱり食文化では日本に勝る国はない、というのが正直な感想でした。食後、東武バスで50分ほどして湯本温泉へ。宿泊先は今回で3回目の「森のホテル」。個人的に宿自体はそれほど好きではありませんが、なんと言ってもここの温泉は最高です。

湯の華がたくさんの硫黄泉

森のホテルの料理は特別美味しいわけではありませんが、ちょっと変わり種をご紹介します。下のお造りは、「頂鱒(いただきマス)」と「湯葉の刺身」です。このマスは最近、日光で品種改良されたニジマスの一種で、マスの頂点を目指す鱒にちなんで名づけられたそうです。味はとても美味!その下のマスも、やはり新種改良されたもので、ヤシオ鱒と言い、栃木県花のヤシオツツジの色が似ていることに由来するそうです。