イギリス旅行(7日目)チェルトナムからバーミンガムへ移動

「英単語の語源図鑑」著者の清水建二です。イギリス旅行7日目はチェルトナムから、昨日1時間だけの観光をしたブリストル経由でバーミンガムへ約1時間半の移動です。列車はバーミンガム・ニューストリート駅に到着しましたが、宿泊するホテルはバーミンガム・ムーア駅なので乗り換えをしなければならないと思っていました。しかし、駅員さんに訊くと、歩いて行ける距離にあることが判明。ホテルに向かう前に、まずは3日後に乗るエジンバラ行きの列車の予約を窓口で。1等席用のブリットレールパスを係員に見せながら、3日後の列車の予約をお願いしたら、しばらくするとあいにく予約が取れないという。いくらその日が日曜日だからと言って、1等席の予約を3日前にしているのに取れないわけはない。次の出発の列車はどうかと訊くと、やはり取れないという。念のために、「1等席のブリットレールパスですよ」と確認すると「ああ、そうでしたか!では、もう一度試してみます、取れるいいですね」といいながらコンピュータを操作し始めるとすぐに「OKでした!」の一声に安堵のため息でした。事前に調べてわかっていたことですが、2等席は満席で予約が取れないことがあるそうです。

近代的なバーミンガム・ニューストリート駅

バーミンガムからストラットフォード・アポン・エイボンへ

朝の早い時間帯のホテル到着であったので、荷物を預けて、シェークスピア誕生の地・ストラットフォード・アポン・エイボンへ列車で移動することに予定を変更。ホテルからすぐそばのバーミンガム・ムーア駅発の列車で約1時間の移動。この列車には1等席はもともとなく、すべて2等席の自由席でしたが、何とか空いている席を見つけて座って行くことができました。駅に到着後、タクシーでシェークスピアの妻・アン・ハサウェーの生家へ。

ストラットフォード・アポン・エイボン駅

チケットを買う際に、5か所の観光地を巡る共通券をゲット。このパスがあれば、他の1か所を回って元を取れることになります。アン・ハサウェー観光後、歩いて街の中心に向かうことになりました。40年以上も前の学生だった頃に、ここを訪れたことがあり、その時の風景が忘れられず、もう一度見たかったからです。しかし、駅までの道のりは当時とは全く異なっていました。田園風景のあぜ道しかなかったはずでしたが、実際は全て住宅地になっていました。ストラットフォード・アポン・エイボン観光での一番の目的が、あの時の風景をもう一度見ることであったので、失望感は半端ないものでした。中心部に着くころにはすでに12時を過ぎていたので、イタリア料理のチェーン店ASK Italianで昼食。

カルボナーラのスパゲッティはいまいち、リゾットはまあまあの味でした。昼食後はシェークスピアの生家へ。40年前は確か、生家の入り口から入った記憶がありますが、今回、チケットを買う場所は50メートルほど離れたビルの中にあり、博物館のようなところを抜けて生家につながるルートでした。その後は、ナッシュの家とニュープレイスへ。

シェークスピアの生家
ナッシュの家の庭
エイボン川、右手に隠れたビルはローヤルシェイクピア劇場
産業革命当時、このナローボートで石炭をロンドンに運んだ

ストラットフォード・アポン・エイボンで発見したバタフライファーム

エイボン川のすく近くに、熱帯の森を再現した巨大な温室にたくさんの蝶を放し飼いにしている施設を発見。こんなにきれいを蝶を目の前で見るのは初めての経験でした。